昨今、マルチコプター(ドローン/drone)を使っての空撮サービスや、
Amazonがドローンを使って配達試験をするなど、注目を集めいています。
そんなドローンを誰よりも知り尽くし、
日本屈指のスキルも兼ね備えているハイパーメディアクリエイターの高城剛さん。
帰国中は秋葉原に毎日通い、年間300日を超える旅にドローンを持ち歩き、
空いている時間にはドローンを触りまくり、自作までしてしまうというマニアっぷり!
「自分が夢中になれるものを徹底的にやろう」
「誰よりも早く最先端のテクノロジーに投資すること」
「2~3年のうちにインターネットを超えた
領域に進出できない会社は目がない」
とメルマガでも発信していて、その生き方は多くの人を魅了しています。
高城剛ファンの中でもメルマガをきっかけに
ドローンを仕事として独立していく人も現れ、
日本のドローン業界にも影響力を及ぼしています。
この一ヶ月間で沢山のドローンが発表されましたが、
高城剛さんが厳選した2015年前半のマルチコプター(ドローン)の注目機種を発表します。
The Pocket Drone(ポケットドローン)
The Pocket Drone
http://www.thepocketdrone.com/
折りたたみ可能なドローンで、重量はわずかに450グラム。
250グラム程度の荷物を搭載できるので、アクションカメラのGoProも搭載可能です。
コンパクトなのにグーグルマップと連携した自動操作や、
ボタンを押せば戻ってくるリターン機能など必要な機能が搭載されています。
さらに、安価なモデルとしては飛行時間が20分!
これが500$程度の出資(クラウドファンディング)で、手に入る時代に驚きですね!
昨年クラウドファンディングして話題を集めた「Pcket Drone」も、ついにリリースされました。
僕もこの「Pcket Drone」をかなり前にオーダーしており、まだ受け取っておちませんので飛行性能は不確かなのですが、コンパクトでそれなりに安価な製品であることには間違いありません(プロポが不明です)。高城未来研究所「Future Report」Vol.198より
DJI Phantom3(ファントム3)
DJI Phantom3
http://www.dji.com/product/phantom-3
コンシューマー機としては「アクションカメラのGoPro+Phantom2」が
世界のスタンダードでしたが、Phantom2よりカメラの性能が
大幅にアップグレードされ、もはやGoProが不要に・・・!?
Proffesionalモデルは4K動画の撮影も可能で、
高城剛さんは「飛ぶカメラ」と表現しています。
ロシアの人工衛星を利用した『GLONASS』を採用し、
また各種センサーで安定した飛行が可能。
さらに、FPVで手元のタブレットにライブストリーミングができる。
Phantom2の弱点だったのを今回の大幅なバージョンアップで全てを補うことになる。
注目の一機種です。
今週はついにDJIから「Phantom3」が発表になりました。プロダクトリリースを見るとわかりますが、これはもう「飛ぶカメラ」ですね。DJIはGoproを凌駕する企業に向かっているように見えます。
さて、ご質問。
かつては、数多くの予備バッテリーを持ち歩いたり、ソーラーなども用意していましたが、結局、「短期決戦」こそが良い結果(撮影もフライトも)につながると経験上理解してから、いまは「勝負は5分」になりました。大切なことほど、長時間集中せずに適宜休むに限りますよ、人も機械も。仕事も私事も長距離走ですから、ペース配分が大切なのです。高城未来研究所「Future Report」Vol.199より
SOLO(ソロ)
3Dロボティックス SOLO
世界初の「スマートドローン」。
スマートドローンは「スマホで全ての操作ができる」ことを指します。
ソロ(SOLO)には自動周回モードや操縦者を追跡してくれる機能の他に、
予め設定した飛行経路を自動飛行するシステム、
機体の速さや高さや操縦者の位置から距離など細かな設定まで可能。
さらに飛行時間も20分(アクションカメラ搭載時)!
ソロは500$、GoProを搭載する3軸ジンバルも400$程度で発売予定なので、
Phantom3を超えるとも噂されています。
注目すべきメーカーは「3Dロボティックス」社で、NABにあわせて最新機種「SOLO」を発表。
この「SOLO」は実に素晴らしい製品で、機能的にもデザイン的にも運搬をすることを考えても、DJIの最新機種Phantom3を凌駕しているように思います。
初のコンシューマー向けモデル「SOLO」をNABでついに発表したのです。ちなみに、発売は6月、価格は999ドルだそうで、ブースも大盛況でした。高城未来研究所「Future Report」Vol.200より