移動しながら映像を撮ろうとすると、手持ちだとブレてしまいますね。
それを解決するのが三軸ブラシレス・スタビライザー。
まずは先日撮影された高城さんの香港の映像をご覧ください。
はじめの子供を追いかけながら階段を登っていくシーンなど、スムーズですよね。
実はコレ、映像のプロになるとこんな機材が使われています。
先日紹介しましたphantom2などにも使われている技術です。
上記の機材は4000ドル(約40万円)ほどするので、
まずはご家庭でお手軽に楽しめるのはビデオスタビライザーです。
安価なものだと横ブレには弱いですが、手ブレを軽減できるのでおすすめです。
高城剛さんのコメントです。
ここ一年ほどの映像業界のトレンドは、「三軸ブラシレス・スタビライザー」と呼ばれる機材で、
これはお察しの通り、ラジコン屋から映像業界にもたらされた技術でして、
ご質問にあります「人が手でカメラを持って撮るとなるとあのスムーズさはとても難しい」を
解決する技術なんです。
どの製品もラジコンのスピンアウト技術で、オープンソースも普及しているモノです。
ですので、自作もできるんですよ! 僕も何台か所有および自作しており、
手持ちの鞄に入れて出かけています。
ちなみに、あの香港の映像の冒頭のシーンは、現場に入ってから撮影終了まで10分でした。
別の仕事や観光の合間にちょっと撮っていますので、その程度の時間しかありませんし、
その程度の時間で面白い映像を撮れるのが、
「三軸ブラシレス・スタビライザー」の良いところだと思います。
〜 高城未来研究所『Future Report』Vol.149から引用 〜