ヨーロッパやオーストラリア、アジアなど世界各地のハブともなっているシンガポール。
シンガポールへ何度も出かけている方も多いのではないでしょうか。
カジノやマリーナベイサンズなど、近未来と思える建造物が立ち並び、
税務優遇で世界中から富裕層が集まるシンガポール。
近代的な表情を見せる一方で「リトルインディア」などをはじめ、
アンダーグラウンドを思わせる「多様な顔」がシンガポールにはあります。
表面上のシンガポールだけではなく、深く今までと違ったシンガポールを楽しむために
シンガポールをつくったリー・クアンユーの本をお楽しみください。
それにしても電子書籍はお得感ありますね。
高城剛さんのコメントです。
シンガポールに行かれる前に、「李光耀」の本「リー・クアンユー、世界を語る」を
お読みになってからお出かけになることをオススメしたいと思います。
シンガポールは、国際競争力が強く、税制優遇がある未来国家のような
言い方をする人も多いのですが、実際は、李光耀が作った独裁国家です。
ですので、「死刑のあるディズニーランド」という言い方が、
かなりシンガポールの本質を表しているように思いますね。
また、この書籍を読むと、いかにシンガポールがアメリカ（的アイデア）にベッ
タリなのか、を理解できます。
それは、日本以上であり、しかし国民に「アメリカ化を強要」したのではなく、
「30年の年月をかけてアメリカ化」したのが、シンガポールです。
〜 高城未来研究所『Future Report』Vol.160から引用 〜
○ リー・クアンユー、世界を語る グラハム アリソン著
